Qualcomm、Snapdragon Wear 4100+ を発表


Qualcommは2020年6月30日(米国時間)、スマートウォッチ向け SoC として「Snapdragon Wear 4100」プラットフォームを発表した。Snapdragon Wear 4100+ および Snapdragon Wear 4100 を提供する。すでに出荷が開始されており、今月中旬には一部メーカーから同チップ搭載の製品が発売される予定だ。

Snapdragon Wear 4100+ アーキテクチャは 前世代の Snapdragon Wear 3100 比でパフォーマンスが 85% 以上アップしており、アプリ起動の高速化やリッチな写真およびビデオのエクスペリエンスが提供可能で、接続性やユーザ体験の向上も図られている。

また、超低消費電力の常時表示(AON)"コ・プロセッサ"(QCC1110)搭載によって、最大64,000色をサポートするとともに、心拍数のモニタリング、高速な傾き検知、歩数計、アラーム、タイマー、触覚フィードバックなどの機能が提供される。
なお、Snapdragon Wear 4100 には、この AON コ・プロセッサが搭載されておらず、4100+ との大きな違いはこの点となる。


Snapdragon Wear 4100+ ブロック図
Snapdragon Wear 4100+ ブロック図


製造プロセスルールが 28nm から 12nm に刷新されたことや、独自のパワーレールを備えたデュアル DSP および Sensor Assisted Positioning 技術、Bluetooth 5.0 搭載などによって、25%超の消費電力削減を実現した。

Snapdragon Wear 4100+ の主な仕様として、メインプロセッサはクアッドコアの ARM Cortex A53(最大 1.7 GHz / SDM429w または SDA429w)、GPU は Adreno 504(最大 320MhZ)、メモリは LPDDR3(最大 750 MHz)、ストレージは eMMC 4.5、Wi-Fi は 802.11a/b/g/n 対応などとなっており、最大 16 MP カメラに対応するデュアル ISP や改良した 4G LTE マルチモード・モデムなどを搭載(ブロック図参照)。
また、オペレーティングシステムとして、Android Open Source Platform (AOSP) および Wear OS by Google OS をサポートする。




7月中旬には Snapdragon Wear 4100 搭載の初のスマートウォッチが Xiaotiancai から発売される予定であり、Suunto や Mobvoi(Tic Watch Pro)、imoo(Z6 Ultra)なども新型スマートウォッチの発売を予定している。



<参考サイト>
Snapdragon Wear 4100+ Platform
Qualcomm Snapdragon Wear 4100 Platforms Enable New and Enhanced User Experiences to Fuel Accelerated Wearables Growth
Snapdragon Wear 4100+ Products Brief (PDF)


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