Apple、M4 搭載の MacBook Air を発表

MacBook Air、M4 世代へ

Apple は2025年3月5日、M4 チップ搭載の新しい MacBook Air を発表した。新色のスカイブルーが加わったほか、Web カメラがセンターフレーム対応に改良されている。

M4 搭載の MacBook Air

日本での価格は164,800円(13インチ / 256GB)からで、前モデルからの据え置き。すでに注文受付は始まっており、3月12日に発売となる。

堅実なマイナーアップデート

M4 搭載の新しい MacBook Air は、M3 搭載モデルと同様に13インチと15インチの2つのサイズ、そして4つのカラー(スカイブルー、ミッドナイト、スターライト、シルバー)で提供される。カラーについては、スカイブルーが加わった一方で、スペースグレイは廃止となった。

M4 搭載 MacBook Air ラインナップ

M4 チップへの移行により、新しい MacBook Air は、蓋を閉じた状態で最大 6K 解像度のデュアル外部ディスプレイをサポートするようになり、従来モデルの長年の制限に対処した。また、メモリ構成は以前の最大 24GB から 32GB まで強化されている。これはパワー ユーザやコンテンツ クリエーターにとって歓迎すべきアップグレードだ。

なお、バッテリ駆動時間はこれまでと同じ18時間に据え置かれた。昨年発表された MacBook Pro は、SoC の刷新によって駆動時間が伸びていただけに少し残念なポイントになる。

M3 MacBook Air 認定整備済製品

また、M4 搭載の MacBook Air 登場に伴って、M2 および M3 搭載モデルはストアから完全に消えている。旧モデルの値下げ継続販売も期待されていただけに、こちらも残念なポイントだ。ただし、M4 搭載モデル発表直後、認定整備済み製品として登場しており、購入する機会は提供されるようだ。

13インチ MacBook Air

M4 搭載の MacBook Air は、特に目を引くような大きな変更点は無いものの、最新プロセッサへのアップグレードや Web カメラの刷新など、堅実なアップデートとして評価できる。既存の M3 MacBook Air 所有者にとっては、すぐにアップグレードする理由にはならないだろうが、M1 以前の古いモデルを持っているユーザや Mac エコシステムを初めて使用する人にとっては、間違いのない選択肢になるだろう。



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