回復ドライブ作成には 16GB ではなく 32GB 容量の USB メモリがおすすめ

回復ドライブ作成時の USB メモリは 32GB 容量を推奨

Windows 10 の回復ドライブには、通常 USB ドライブが使用されるが、容量 16GB ではエラーになるケースがあるため、32GB の USB メモリを推奨したい。

価格差はほとんどないため、デメリットも見つからないだろう。

ただ、回復ドライブ専用になるため、64GB や 128GB を買う理由はないといえる。

もちろん、16GB 容量のメモリで問題なく作成できれば、それはそれでいいのだが。メーカーや機種によって、推奨容量は異なるのが現状だ。

私の経験上、16GB ではエラーになることが複数マシンで数回あったため、新たに購入するのであれば 32GB を推奨したい。

例えば、Amazon.co.jp で USB メモリ売上ランキングで上位につけるTranscend USB メモリは、16GB も 32GB も価格は同じ840円(税込)となっている(2019/3/6 現在)。(<Update> Transcend USB メモリ 32 GB が798円まで下落、16GB より安い逆転現象起きる=2021年3月7日確認)

なお、Windows に搭載されている「回復メディア作成ツール」を起動すれば(下図参照)、システムに必要なメモリ容量を確認できる。この際、仮に「16GB 以上」と表示されても「32GB」のメモリ容量にした方が安心ということになる。

Windows 回復メディア作成ツール

パソコンはいつどのようなトラブルに見舞われるか分からないので、(1)データのバックアップと(2)回復ドライブの作成は必須だ。

別記事として、回復ドライブ作成の注意点を書いているので、時間があれば読んでいただきたい。

なお、上述の「回復メディア作成ツール」は、「コントロールパネル」>「セキュリティとメンテナンス」>「回復」>「回復ドライブの作成」から起動できる。または、Windows の検索ボックスで「回復」と入力すればアクセス可能だ。

最終更新日::記事内、USB メモリの価格をアップデート。


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