DRAM 市場の低迷
PC 向けメモリに値下がりの傾向が顕著みられるようになった。私がウォッチしていた製品が一様に 5%~25% 程度、大幅に値下がりしている。
DRAM の市場調査会社 DRAMeXchange によると、Intel の低価格向けプロセッサの品薄状態が続いており、PC メーカーは DRAM チップを消費できず、DRAM メーカーは約6週間分の在庫を抱えているという(2019年3月現在)。
このように契約価格が 25%~30% 程度も下落するのは2011年以来実に8年ぶりのこと。
供給過剰の状況はしばらく続くと予想されており、在庫水準の改善の見通しは不透明だ。
今後も単価の下落傾向は継続すると見られており、年内いっぱいは半導体メーカーにとって厳しい情勢であることに間違いは無さそうだ。
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