Procreate、Windows や Android 版の提供予定は無し

「Procreate が使えるのは今後も iPad のみ」- 開発会社が明言

Procreate の開発元である Savage Interactive は2020年5月4日、同社アプリ Procreate について現在のプラットフォーム(iPad)以外でのリリース計画は無いと明らかにした。


競合するペイントアプリ Adobe Fresco は現在、iOS 版以外にもサポートされるハードウェアは限定されるものの Windows 版を提供しており、さらに、Photoshop iPad 版を Frescoプレミアム版ユーザに開放するなど、"アプリ" 分野で攻勢を強めている。


Procreate、今後も iPad 限定で開発


Procreate の現在のバージョンは5.0.4(2020年5月執筆時)。昨年12月に大型のアップデートを実施して、多くの新機能が加わった。

Procreate は有料アプリではあるが、Adobe 製品群のサブスクリプション方式(毎月の定額課金制)と異なり、購入時に一度支払うだけ(1,200円)で基本的にずっと使用可能であり、根強い人気を誇る要因の一つになっている。

Savage Interactive によると、Android 版投入の可能性については完全に捨てたわけではないという。ただ、"統一されていない Android 市場" という複雑な問題が関連しており、当面は iOS 向け Procreate の強化と改良に注力する予定だとしている。

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2020年5月12日、Procreate 5.0.5 が公開となった。
最新版 iPad Pro で作成可能なレイヤー数が増えたほか、HEVC アニメーション関連の機能が追加された。

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