<Update> ソニー、PS5 イベントが一転中止に=6月12日に延期

ソニー、PS5 イベントを6月12日に延期へ

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2020年5月30日、次世代ゲームコンソール「PlayStation 5」(PS5)のイベントを6月5日日本時間午前5時に開催すると公式ブログで発表した。PS5 は今年の年末商戦(10~11月頃)に発売予定だ。

日本時間6月5日 (金) 午前5時より、PlayStation 5 が実現する未来のゲーム体験を紹介する映像イベントを放送します。ぜひご視聴ください。

2月頃から発表会開催の噂は幾度も流れていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって延期されてきた。ここに来てようやくイベント開催が実現したが、感染症防止の観点からオンライン限定での開催になる。
また、ゲーム機本体のアナウンスは見送られる模様であり、ゲームタイトルのラインアップ紹介が中心になるようだ。同イベントは YouTube や Twitch などで約1時間にわたり配信される予定。

<Updated 1>
全米で拡大する人種差別への抗議デモの影響を受け、延期することがアナウンスされた。直近では Google の Android 11 リリースイベントが延期になったばかりだった。




我々は6月4日(米国時間)に予定していた PlayStation 5 のイベントを延期することを決定しました。
もちろん、世界中のゲーマーの皆さまが PS5 のゲームを楽しみにされていたことは理解しています。ただ、今は祝う時ではないと感じます。当面は一歩引いて重要な声に耳を傾けるようにしたいと思います。


<Updated 2>
ソニーは PlayStation 5 の映像イベントを6月12日午前5時(日本時間)から配信すると発表した。
イベントでは事前収録した映像を1080p(30フレーム/秒)で放映する予定。オーディオにもこだわるため、視聴にはヘッドフォンの使用を推奨している。

準備に携わっているスタッフや、多くの開発会社の皆さまが自宅から対応をしてくださっており、制作準備の観点から今回このような形をとらせていただきました。ご紹介するゲームタイトルを 4K 対応テレビにて実際に PS5 でプレイしていただくと、さらに美しい映像でご体験いただけます。




すでに、新しいロゴやスペック、コントローラ(DualSense)などは公開されているが、ゲーム機本体の外観やデザインについては発表されていない。今後も情報を小出しにしながら、ホリデーシーズンに向けて PS5 への注目を高めていく方針だ。

PS5 は AMDの「Zen 2」(8コア16スレッド:動作周波数 3.5GHzまでの可変)と Radeon「RDNA 2」アーキテクチャをベースにしたカスタムチップを搭載。メモリは GDDR6 へ移行して最大 16GB を搭載する見通し。
さらに、高速なカスタム SSD(825 GB)を搭載して、Ultra HD Blu-ray の採用や 3D オーディオサウンド、最大 8K 出力およびレイトレーシングへの対応が明らかにされている。


<Update 3>
ソニーは6月12日、PlayStation 5 の外観デザインおよび28のゲームタイトルを発表した。

PlayStation 5 外観デザイン

ディスクドライブ(Blu-ray)については、実装されていないモデル(デジタル・エディション)も用意される。





PS5 周辺機器

ソニーは同日、PS5 の周辺機器として、PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット(デュアルノイズキャンセリングマイク搭載)や HD カメラ(デュアル 1080p カメラ搭載)、メディアリモコン(内蔵マイク搭載)、DualSense 充電スタンド(DualSense ワイヤレスコントローラーが2つ同時に充電可能)も併せてアナウンスした。


なお、価格や正式な発売日などの詳細は後日改めて発表される。



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