2019年、今こそ電気を自由に選ぶ
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連休で時間があったので、電気料金を見直し。
「エコを念頭に生きる」というのは、私の人生において大きなテーマであり、重要なイズムのひとつ。
地球環境に大きな影響を与える電気事業を気に掛けることは良いことだと思うし、また、電力小売り自由化が定着してきた今こそ皆さんにもぜひ見直しをお勧めしたい。
いろいろな口コミや評判、会社状況などを調べたうえで、数ある電力会社から「 あしたでんき 」に申し込んでみた。シミュレーションでは 15~20% 程度は安くなる模様。月に直すと一見わずかな額だが、年間で考えればひと月分以上が浮く計算だ。毎月のことなので、わずかな差が結果的には大きな差となる。
加えて、今なら Amazon ギフト券2,000円分がプレゼントされるのもうれしい（当キャンペーンは2019年9月30日でいったん終了、冬に新たなキャンペーン実施の見通し）。
なお、この電力会社のポイントのひとつとして、解約の際に違約金や手数料が発生しないため、気軽にトライできる。ケータイの乗り換えの時のような面倒は一切ないため安心感は高い。
仮に「あしたでんき」を気に入らない場合、解約手続きについては切り替え先の電力会社が行うため、手間も費用も一切かからない。
気になる料金プランは二つ。使用料に応じて「標準プラン」と「たっぷりプラン」から選べる。
「標準プラン」は基本料金がなんと0円で、電力量単価が25.50円/kWh（東京エリア）。料金が使用量×kWh単価なので非常にわかりやすい（2019年10月より消費増税に伴う価格改定あり、ページ下部参照）。
一方、「たっぷりプラン」は基本料金が3,000円になるが、電力量単価を21円/kWh（同）に抑えられる。700kWh/月を超えるような大家族にはお勧めだ。
いずれのプランも単価が一定であり、シンプルで非常にわかりやすいのが最大の特徴。初期費用も無料だ。
シミュレーションページが用意されているので、自分にあった料金体系を事前に確認するといいだろう。
現状では、ライバルとされる「Looop でんき」よりも、わずかながら「あしたでんき」の方が安い。また、Looop でんきはメアド流出事件を起こした直後ということもあり、選択肢から除外した。
「 あしたでんき 」への申し込みは Web サイトからのみで、現在契約中の電力会社への連絡や解約手続きなどは不要だ。
手元に検針票を用意のうえ、 PC やスマホからお客様番号などの必要事項を入力していけば、5～10分程度で手続きは完了する。要クレジットカード、口座振替は非対応。
申し込みをしてから、1～2日以内（1～2週間かかかることもある模様）には「契約内容」と「供給開始日」についてのメールが来るので、マイページにアクセスして内容を確認。
なお、スマートメーターが設置されていなければ、通常は無料で取り付けてくれる（我が家のマンションはすでに設置済みだった）。
電力供給開始後の翌々日から、マイページにて日別の電力使用量が確認可能となる。
運営会社の TRENDE（トレンディ）株式会社は東京電力HDが100%出資する小売りベンチャーだ。「個人向け」に特化しており、ガスの取り扱いは無く電気専門。セット割などがない反面、煩わしい契約に縛られない安心感がある。
気になるサポート体制については、ウェブでのお問合せフォーム以外に、フリーダイヤル（携帯電話からも可）がしっかり用意されており土日も稼働している。
インフラを使ううえでの安心度は高いと思う。
そのほかにも、「ENEOS でんき」のキャッシュバック（価格ドットコム経由）や基本料金無料キャンペーンも魅力的だったが、月々の料金で見た場合、私の環境では「あしたでんき」が最安の模様。加えて 運営会社である TRENDE の再生可能エネルギーへの取り組みなども評価して決めた。加えて、契約期間は1年単位だが、違約金などが発生しないため、事実上の縛りが無いのも高評価。
TRENDE は、家庭への太陽光発電設備や蓄電池の導入、それらが発電・蓄電した電力を他の家庭等と直接売買できるモデル（P2P電力取引）の構築を進めているとのことだ。
日頃、エネルギーについて考えることは少ない。
新電力への乗り換えを機に、今一度、地球温暖化問題、省エネや再生可能エネルギーについて考えるいい機会になった。
Apple や Google などはすでに、自社で使用する電力の100％を再エネで賄っているという。
また、日本でも Sony やリコーなどが再エネですべて賄うことを宣言している。
2016年4月に始まった電力自由化。
乗り換えることで安くなるだけでなく、環境への貢献を創出できる可能性を秘める。
2019年を迎え、皆さんにも身近な電気代を見直すことをお勧めしたい。
なお、今後、実際の使い勝手やどれくらい安くなったかなどは、追ってこのページでリポート予定だ。
マイページで日別や時間別の使用状況をグラフで確認できる機能は非常に便利。
節電意識も高まって、この夏の電気代はかなり安く抑えられそうだ。
＜あしたでんき・最新情報アップデート＞
・消費税率引き上げに伴う価格変更（2019年10月～）
消費税率の引上げに伴い料金単価が変更となり、10月の検針日以降、適用される。
・2019年9月6日 Amazonギフト券（2,000円分）が届く
9月6日、メールにてAmazonギフト券コードが届いた。30日以内の受け取りが必要なので、専用のページにて早めに手続き。完了！
・2019年10月9日
9月分（8月3日～9月2日分）の請求額が確定。驚くことに、従来（東電）より15％も安くなっていた。非常に有り難い。
もちろん、このまま継続する方針である。
・2019年10月12日
私は関東在住だが、幸いにも台風19号の影響で電気が止まるような事態は起きなかった。住んでいるエリアが停電にならない限り、自分の家だけ電気が止まるようなことは無い。
つまり、「あしたでんき」は独自の送配電網を使っているのではないため、切り替えることで停電が多くなることは無いということ。
・2019年12月7日
あしたでんき は、新規契約者に Amazon ギフト券4,000円分をプレゼントするキャンペーンを実施すると発表。
対象プランは一般家庭向けの「標準プラン」と、使用料の多い家庭向けの「たっぷりプラン」 で、期間は2019年12月7日から同年12月27日まで（関連記事）。
・2019年12月10日
あしたでんき カスタマーセンターは、年末年始について2019年12月28日～2020年1月5日の間は休業となる。新年は1月6日より平常通り営業。
・2020年7月1日
Amazon ギフト券 5,000 円分 プレゼントを開始。実施期間は2020年7月1日から2020年9月30日まで。
今後もこの記事はアップデートして、最新情報を随時掲載する予定だ。
＜参照サイト＞
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