Adobe、Brackets 1.14.2 を公開=ファイルの外部アプリへのマッピング機能が追加

Adobe、Brackets 1.14.2 公開=ファイルの外部アプリへのマッピング機能を追加

Adobe は2020年4月6日、オープンソースのテキストエディタ Brackets の最新バージョン 1.14.2 を公開した。


Brackets 1.14.2 の新機能として、Bracketsでサポートされていないファイルタイプと外部エディタの関連付けのサポートが加わった(ファイル拡張子の外部アプリケーションへのマッピング)。


関連付けが完了すると、ファイルツリーで目的のファイル(.psd や.ai など)をダブルクリックすることで、関連付けられたファイルタイプをダイレクトに外部アプリケーションで開くことができる。


Brackets 1.14.2


Brackets 1.14.2 - 新機能


このファイルタイプの関連付けは、メニューの「デバッグ」>「環境設定ファイルを開く」において新しく追加したり削除したりできる(環境設定ファイル brackets.json 内の externalApplications を編集)。

例えば、"externalApplications": { "svg": "google chrome", "psd": "default" } と記述すれば、svg ファイルは Google Chrome で、psd ファイルはシステムでデフォルトに設定されているアプリケーション(Photoshop など)を使用してファイルが開く。なお、アプリの名称は OS に依存するので要注意(macOS と Windows で異なるケース有り。例えば macOS だと "google chrome"、Windows だと "chrome" など)。このあたりの詳細はリリースノート(英語)を参照されたい。


Brackets はデスクトップ向けに開発されたフリーのテキストエディタ。macOS、Windows、Linux で使用でき、日本語もサポートされている。個人的にも使用する機会があり、非常に信頼度の高いテキストエディタである。


なお、Brackets の最新バージョンへのアップデートは、メニューの「ヘルプ」>「更新をチェックする」から、または、公式サイトのダウンロードボタンから可能だ。


<最新 Update>
Adobe は2021年3月1日、Brackets のサポートを今年9月1日に打ち切ると発表した。

<Source>
・Blog - Brackets 1.14.2 is now available!
・GitHub - Release Notes: 1.14.2
・Twitter - Brackets 1.1.4.2 is live now!


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