次期 iPad Pro に 3D センサが搭載される見通しであると Bloomberg が報じた。
Apple のマイク・ロックウェル副社長率いる約1,000人のエンジニアが開発に従事しており、3D センサシステム導入より、AR / VR のサポートが大幅に強化されるとしている。
同紙は今年初めにも、Apple がモバイルデバイスに 3D カメラを搭載する可能性を報じていた。
記事によると、2020年前半に投入される iPad Pro は、カメラセンサ2基に加えて、3D センサシステムが新たに追加される。
この3Dセンサは、空間やオブジェクト、人に関する3Dの再構築に利用されるようだ。
また、次期 iPhone (iPhone 12) にも、この技術が採用される可能性があるとしている。
おそらくは、ソニーのカメラセンサ「ToF」を組み込むことになりそうだ。「ToF」は光の照射による距離測定技術で、ソニーはすでに量産を始めている。
さらに、Apple は2021~22年頃に AR / VR の複合ヘッドセットを発売する可能性があるという。このヘッドセットは、ゲームや動画、会議などに利用される。
加えて、AR メガネの開発も進めているようであり、2023年にも発売する可能性があるようだ。
Apple は近年、拡張現実や仮想現実に関するハードウェアおよびソフトウェアの開発に取り組んでいるが、将来的にコンシューマレベルでどれほどの需要が見込めるかは不透明だ。
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