サムスンが2月11日の "Unpacked" イベントでアナウンスするとみられるフリップ式の折りたたみ型スマホ「Galaxy Z Flip」のハンズオンビデオがリークした。これまでにも多くの画像やスペック情報がリークされてきたが、動画を見るのは今回が初めてになる。
Twitter (@BenGeskin) でシェアされた動画では、デバイスの外観およびスムーズに開閉する様子が撮影されており、ツヤのあるボディや小さな通知スクリーン、デュアルカメラなどが確認できる。
また、インカメラはホールパンチ型で、ベゼルはやや厚みがあるものの、画面占有率はかなり高そうだ。パネルを閉じる際、かなり大きな音がするのも特徴だ。
Samsung Galaxy Z Flip - First Hands On Video pic.twitter.com/4b8Uzt5kRB— Ben Geskin (@BenGeskin) February 2, 2020
このクラムシェル型の折りたたみ式スマホは、当初、コードネーム「Bloom」と呼ばれていたが、製品名は「Galaxy Z Flip」(SM-F700)になるとみられている。
パネルはサムスン製 Infinity Flex と呼ばれる超薄型ガラスが採用されるようだが、今回の動画では素材までは確認できなかった。
また、このデバイスには特殊なヒンジが組み込まれており、180度だけでなく、70~110度の角度でも固定できると噂されている。
Z Flip の搭載スペックとして、パネルサイズは6.7インチ(22:9 / Full HD+ / 2,636 x 1,080)、スナドラ855+、デュアルカメラ(12MP / 広角+超広角)、メモリ 8GB、ストレージ 256GB、バッテリ容量 3,300 mAh などが予想されている。
価格は Galaxy Fold より安くはなるものの、15~18万円前後になるのではないかとみられており、また、5G には対応しない模様。
発売日は地域にもよるが、早ければ2月14日になるのではないかとみられる。
サムスンは2月11日に、この Z Flip のほかにも、スマホの次期メインストリームである S20 シリーズを発表する見通しだ。
<Update>
Ben Geskin 氏はその後、自身の YouTube でも公開した。Twitter でシェアした動画と同じものになる。
2020年はさらにいくつかの折りたたみデバイスが登場する。
モトローラはサムスンに先立って、折りたたみスマホ "Moto Razr" を2月4日に米国で発売する。価格は1,500ドル。
Moto Razr はその後、欧州の一部の国でも発売される予定だが、日本での発売は未定となっている。
また、Microsoft も今年の秋に、折りたたみ式 2画面スマホを投入予定だ。
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