Apple 担当アナリスト MIng-Chi Kuo 氏は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年1~3月期の iPhone 出荷台数が当初の想定よりも 10% 程度減少すると予測。同氏は3月期に3,600~4,000万台の出荷を見込んでおり、また、4~6月期の予測は "困難" としている。
Kuo 氏の投資家あてのメモによると、春節(旧正月)連休中の中国市場におけるスマートフォン出荷台数は前年比で50~60%も減少しており、さらに、2020年全体の出荷台数は前年比で15%減少するとみられるという。
ウイルス感染の懸念のほかにも、Android スマホユーザの 5G モデルへの買い替え需要が低いことも影響するようだ。
なお、同氏は 5G 移行に関しては iPhone への影響は低いとみている。
Apple は2018年1~3月期に5,200万台超の iPhone を出荷したが、2019年同期は3,800万台に減少しており、さらに、2020年も想定下振れの可能性が高まった。
閑散とする Apple Store=中国人観光客激減が影響
新型コロナウイルスの影響で中国人観光客が消えた Apple Store, Ginza |
(最終更新日:2020年2月5日)
<Source>
・MIng-Chi Kuo cuts estimated iPhone shipments by 10% because of Coronavirus(AppleInsider)
<関連記事>
・Apple CEO、中国・新型コロナウイルス拡大のなか支援団体へ寄付を表明
<スポンサードリンク>
・スマートフォン 売れ筋ランキング(Amazon.co.jp)
コメント
コメントを投稿