Apple Store、国内の全店舗で営業再開=感染防止対策を徹底
<最終更新日:2020年7月11日>Apple Japan は2020年6月1日、国内の Apple Store 全店舗の営業を6月3日より再開させることを発表した。
日本国内のApple Storeの営業を再開します。
製品。サービス。ジーニアスやスペシャリスト。Apple Storeの魅力のすべてを再びお楽しみいただけます。お客様とスタッフの安全に配慮して周囲の人との距離を保てるように、混雑状況によっては入店をしばらくお待ちいただく場合もありますのでご了承ください。ストアではマスクの着用をお願いいたします。お持ちでない場合は、スタッフにお知らせください。ご来店をお待ちしています。
名古屋栄と福岡の店舗については、すでに5月27日から営業を再開していたが、残りの8店舗についても再開の決定を下した。
Apple Store は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて一時休業していたが、日本政府による緊急事態宣言の解除や地域の状況などを考慮したうえで営業再開に踏み切った。
都心では先週末から一部デパートなども営業再開しており、Apple はやや慎重な判断のもとに6月3日に休業を解除する方針を打ち出した。
ただ、しばらくの期間は正午から20時までの時短営業とする。以前は朝10時から夜21時までの営業体制だった。
なお、入店時には体温の測定や健康状態の確認のほか、マスク着用が求められる。また、混雑を回避するため、入店制限を設ける方針であり、十分な間隔を保てるように配慮するとしている。
休業中の Apple Store 銀座の様子(2020年5月28日撮影)
Apple Store 休業中に、iPhone SE(第2世代)や MacBook Pro 13インチモデルなどの新製品が発売されており、実機を見たいと待ちわびていた顧客も多いのではなかろうか。
ただし、混雑を回避するためにも、オンラインストアの利用やフリーコールによるサポートを呼びかけている。
なお、同社のオンラインストアで購入した製品には独自の「返品ポリシー」が設定され、違和感などを感じた場合、2週間以内であれば返品することができる。送料なども Apple が負担してくれる。
急ぎの要件が無いのであれば、このようなサービスの利用を強く推奨したい。
営業再開の Apple Store、入店までの流れ(2020年7月11日撮影)
入店制限と健康チェック事項の案内 |
店内人数制限のため、かなり待たないと入店できない |
新型コロナウイルス対策で列が伸びる Apple Store 銀座店 |
熱中症対策で水を配布する Apple Store のクルー、日傘の貸し出しも |
なお、Genius Bar の予約 のほかにも、Apple Store アプリで事前の入店予約が可能となっているが、例え事前予約済みであっても、店内の人数が多ければすぐにチェックインすることはできず、しばらく店外で待機することになる。
お客様とスタッフの安全に配慮し、ソーシャルディスタンスを保つため、混雑状況によっては入店をしばらくお待ちいただく場合があります。予めご了承ください。ご来店中はマスクの着用をお願いいたします。お持ちでない場合は、スタッフまでお知らせください。
Apple は一度に入店できる人数の制限に重点を置いており、Genius Bar 以外でも「一対一の対面方式」に注力してサービスを展開している。
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