Appleは2020年1月13日(現地時間)、ユーラシア経済委員会(EEC)のデータベースにモデル識別子 A2289 とされる未リリースの Mac コンピュータを登録したことが分かった。
EEC はロシアなどが属する管理機関で、暗号読解に使用可能な製品を発売する前に、データベースへの登録を法的に義務付けている。
これまでにも、EEC への登録は Apple 新製品発売のヒントになってきた。
今回登録されたデバイスは、「macOS 10.15 Catalina を実行するポータブル Mac」として説明されており、今後、数か月以内に 13インチ MacBook Pro がアップデートされる可能性が高いとみられる。
次世代 13インチ MacBook Pro は、2019年11月13日に発表された16インチモデル同様、シザー構造のキーボード「Magic Keyboard」を新たに搭載すると推測され、また、スクリーンサイズ拡大(現行13.3から新14インチへ)や、物理的な「Esc」キー搭載の可能性を残す。
Apple が最後に13インチモデルをアップデートしたのは2019年7月9日。この時はベースモデルのみが刷新された。
現行の13インチモデルは最大メモリが 16GB となっているが、新モデルは最大 32GB までサポートする可能性が高い。
新しい 13インチ MacBook Pro (13inch, 2020) には、最新の Intel Core プロセッサ(おそらくは "Ice Lake" 第10世代コア)が搭載されて、2020年前半の投入が見込まれる。
<Update>
2020年5月4日、新しい13インチ MacBook Pro が発表された(最新記事:Apple、MacBook Pro 13インチモデルをアップデート)。
<Source>
・MacRumors
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